福島ツアーで1,000キロ走り、今年中に5万キロ突破が確実な我が206。とはいえ5万ごときじゃまだまだ元気いっぱいだし、きれいなボディには「本当に8年落ち？」と驚かれることも多い。

このクルマを中古で買って3年半になるけども、一度もトラブルがないのはアタリを引いたんだと思う。若葉マークのファーストカーが中古の輸入車、しかもラテン車（の端くれ）。ノートラブルには「ラッキーだね」と言われます。
もっとも、車検や点検をしてくれているトヨタの整備士さんが「初期の整備が相当良い」と舌を巻くほど、売り出し時にプジョーで徹底的に整備してくれていた。割高だったけど認定中古車にして良かったと、今更ながら本当に思う。アウディTTだのと騒いではいても、206が大好きなのは変わらない。
ただね、ずーっと気になっていることがあるんです。

猫足って、何？？？

プジョーについて語るとき必ず言われる、この「猫足」。しなやかで柔らかい乗り味のことを言うらしいんですが、正直よくわからない。というより、免許を取ってすぐ車を買ったわたしは206歴＝運転歴なので、他のクルマを知らないんですよ。
そもそも、乗り味の違いってどういう機会で知るもんなの？クルマ雑誌を読んでいると（読んでるんです。引かないでね！）代表的な車種の乗り味はクルマ好きの基礎知識みたいになっている。だけど、普通に考えて今時の30代のクルマ所有歴なんて、せいぜい2〜3台なんじゃないか？それを、「ゴルフらしいステアリング」とか「フランス車のしなやかさ」とか、「そうそう」と思う人が一体どれだけいるんだろう。だいたい、そんないいクルマばっかり乗れないよ。

確かに206は運転していて楽しいし、疲れない。これが猫足ってもんなのか、と思ったりもする。そして、他のクルマのレビューを読めば読むほど、違いを実感したくなってくる。日本車と欧州車の違い、ドイツ車とフランス車の違い、プジョーとシトロエンの違い…。ころころ乗り換えるわけにもいかないし、みんなどうやってこの欲求を満たしているのかスッゴク不思議。ディーラーで試乗したところで、ちょろっと街中走ったくらいじゃわかんないよね。

さて、立ち上がる欲望を抑えられないクルマバカは、レンタカーに手を出すことに。
調べたら、なんと10/3発売のフィアット新型チンクエチェントが8,000円で乗れる！
しかも50台限定のプレミアムオープントップ。
car.orix.co.jp/wr/campaign/fiat500c.html


オリックスレンタカー横浜港北店のみの貸出で、アンケート回答が条件。要はフィアットがデモカーを一台提供して行う期間限定のプロモーションです。発売ホヤホヤのフィアットの新車を半日乗り回せる機会はこの先まずないでしょう。早速今日電話してブッキング完了。
※チンクエチェント試乗会に興味のある方は個人的に連絡ください

最終的にTTレンタルして試乗できないもんかな。
とりあえず、トップを開放して乗るチンクエチェントが今から楽しみです。


わたし、中身はオトコなんだろうか…？